自己紹介
天見 心(アマミシン)です。
笑いのチカラを大切にしながら、
安心して関われる「場」を整える講師・施術家。
無理に笑うのではなく、
安心できる場の中で自然と生まれる笑いを大切にしながら、
その人本来の力が発揮される状態へと整えていきます。
商工会議所・企業・地域講座などで活動中
です。
※このコラムは、笑いのチカラや関係性、人や組織の変化について、やさしい視点で整理しながらお届けする「やさしい理論コラム」です。
閉じた関係は、どうして生まれてしまうのか
会議で、
発言が出ないことがある…
誰も何も考えていないわけではないのに、
場はどこか静かで、
言葉が生まれにくい空気になる。
そんな場面に、
心当たりはないでしょうか。
ここでいう「閉じた関係」とは、
いつの間にか仲間内だけで関係性が固まり、
外に開かれにくくなっている状態のことを指しています。
その中にいないと、
「何の話をしているのだろう」と感じたり、
どこか仲間の外にいるような感覚を覚えることもあります。
それは、特定の一人というよりも、
複数の人が、同じように感じていることもあるのかもしれません。
なぜ、関係性は閉じていくのか
では、
なぜこのような状態が続いてしまうのでしょうか。
関係性は、ある日突然変わるものではなく、
少しずつ形を変えていきます。
本音を言うのをやめたり、
相手の反応を気にしたりする中で、
関係性は、
“つながり”から
“やりとり”へと変わっていきます。
やりとりだけの関係の中では、
気づかないうちに、
空気は少しずつ閉じていきます。
なぜ、変わらないのか
では、
変えようとしても変わらないのは、
なぜなのでしょうか。
人事異動などで新しい人が入ると、
「今度こそ変わるかもしれない」
そんな期待が生まれることもあります。
それでも、大きく変わることは多くありません。
人が変わっても、
場の空気や関係性の土台がそのままであれば、
同じことが繰り返されてしまうからです。
その積み重ねが、
気づかないうちに“閉じた関係”をつくっていきます。
見えにくい力
ここで、
少し視点を変えてみます。
組織の中には、
前に進むことが得意な人もいれば、
静かに土台を築いていく人もいます。
それぞれの役割が重なり合うことで、
ひとつの部門が成り立っています。
誠実に仕事を重ねていても、
目に見えやすい役割の方が
評価として表れやすい場面もあります。
それでも、
その土台を静かに支えている人がいるからこそ、
組織は成り立っています。
一人ひとりが、
大切な構成メンバーなのではないでしょうか。
場に目を向けてみる
では、
どうすればよいのでしょうか。
誰かを変えようとするよりも、
まずは場の空気を少し整えること。
ほんの少し安心できるだけで、
人は自然とやわらぎます。
そして、
やわらいだ空気の中で、
関係性は少しずつ変わっていきます。
こちらも合わせてご覧ください。
場をひらくきっかけとしての笑い
そのような場を整えていく中で、
ひとつのきっかけになるのが「笑い」です。
それは、無理に生み出すものではなく、
安心できる空気の中で、
自然と生まれてくるものです。
くすっとした笑いも、大きな笑いも、
どこかやわらかく、あたたかい質を持っています。
そのような笑いが生まれると、
場の空気は少しずつほどけ、
人と人との距離もやさしく近づいていきます。
関係性は、やわらかく変わっていく
その結果として、
関係性には変化が生まれていきます。
関係性を無理に変えようとしなくても、
安心して関われる場が少しずつ整っていくと、
人の関わり方や会話の空気に、やわらかな変化が生まれていきます。
その積み重ねが、
これまで繰り返されてきた関係性の流れを、
無理なくほどいていくことにもつながっていきます。
そうした変化は、
職場全体の空気や、働きやすさへと、
少しずつ広がっていきます。
こうした場づくりについては、
こちらでも詳しくお伝えしています。
講座の中でも体感しながらお伝えしています。
むすびに
閉じた関係は、特別なものではありません。
誰の周りにも、
いつの間にか生まれてしまうものです。
だからこそ、
無理に変えようとするのではなく、
少しずつ、場を整えていくこと。
その積み重ねの中で、
関係性はやわらぎ、
やがて、
自然な笑いが広がっていきます。
天見 心(アマミシン)
ココロとカラダを整える専門家/笑いのチカラ講師
